第12回:ツナ缶の原材料のマグロはどんなマグロ?(3)

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 今回は、「ツナ缶のマグロ」の3回目です。

 前回、前々回でツナ缶に使われるマグロの種類とそれらの回遊ルートがだいたいわかったところで、今回は具体的にどのツナ缶がどのマグロを使っているのかを見てみましょう。ツナ缶にはカツオを使ったものもあるのでカツオも含めてまとめてみました。

 ツナ缶を見てみれば何を使っているのか書いてはありますが、ツナ缶メーカーは一応商品名で区分しているようです。

 その前に、まずビンナガの缶詰はホワイトミート、キハダの缶詰はライトミートと言われていることを覚えておいてください。

 マグロの場合、赤身のことをライトミートというのですが、前回述べたように、ビンナガの実は白っぽいためホワイトミート、キハダはビンナガ以外のマグロと比べると赤身の赤色は弱いので(ピンク色)、ライトミートと呼ばれるようです。

 また、身のほぐし具合で、かたまりが大きい順にブロック(またはソリッド)、チャンク、フレークの3種類があります。最も多い製品は細かくほぐしてあるフレークです。

<シーチキンシリーズ(はごろも)>
 以上を踏まえて、シーチキンシリーズのメーカー「はごろも」の商品名を見てみましょう。
 シーチキンのすぐあとに何が書いてあるかがポイントです。
・L→キハダ(ライトミートのLと思われます)
・マイルド→カツオ(カツオはマグロより脂肪分が少ないのでマイルドとしたのでしょう)
・上記のどちらも書いていない→ビンナガ
となっています。

 そしてかたまりの大きさは、
・ブロックのものはファンシーという名前がついている
・フレークはフレークとついている
・上記のどちらも書いていないとチャンク
 です。
 ただし、カツオにはフレークの商品しかなく、何も書いていなくてもフレークです。

<ライトツナシリーズ(いなば)>
 続いて、いなばの商品名です。
・ホワイトツナフレーク→ビンナガ(贈答向け商品のようで、スーパーにあるのか不明です)
・ライトツナ→キハダ(ライトミートのライトなのでしょうね)
・ライト→カツオ(「ツナ」とついていないからカツオ?)
 ということです。ライトツナとライトはちょっと紛らわしいですね。

 そしてかたまりの大きさについては
・かたまり肉と書いてあるとブロック
・チャンクはチャンクと書いてある
・フレークと書いてあるか、上記のどちらも書いていない場合はフレーク
 と、こんな感じになっています。

<海外メーカーのツナ>
 このサイトでもよく取り上げているカークランドとバンブルビーのツナについてはどうでしょうか。
 カークランドはパッケージに「Solid White Albacore」と書いてあるのでとてもわかりやすいです。
 つまり、ソリッド(かたまり大)、ホワイト(ビンナガ)、アルバコア(ビンナガ)です。

 バンブルビーのツナはキハダですが、パッケージには日本語で「ツナフレーク」としか書いていないのでパッと見ただけではわかりません。

 以上がマグロの種類と商品名の関連についてでした。

 次にこれらの魚の漁場についてですが、前回、前々回、そしてカツオの回でも触れたように、はごろも、いなばともキハダについては太平洋赤道付近・東南アジアあたり、そしてバンブルビーのキハダも製造がタイですから同様と思われます。

 また、ビンナガについては、はごろも、いなばとも漁場は主に日本近海のようです。

 カークランドのビンナガは北大西洋で獲れたものです(製造はプエルトリコまたはアメリカ)。

 そして、日本メーカーの製造地ですが、
・はごろも→静岡(業務用などはインドネシア産もあるようです)
・いなば→静岡またはタイ
 です。

 製造地が静岡でもタイでもマグロやカツオが獲れた場所は同じです。
 となると、キハダ、カツオについては製造が静岡ならOKという方も少なくないのではないかと思います。

 以上をまとめたのが下の表です。

 この中からキハダとカツオのツナ缶で海外産のものをいくつかピックアップしておきます。

■キハダマグロ
・いなば ライトツナフレーク(80g) 下記は80g×3缶セット

・バンブルビー まぐろ野菜スープ漬け ツナフレーク(80g×16缶)

■カツオ
・いなばライトフレーク(125g)
 下記の店舗は125gのタイプを1缶単位で販売しています。125gで99円は結構安いですね。

いなば ライト フレーク かつお油漬 125g缶

いなば ライト フレーク かつお油漬 125g缶
価格:99円(税込、送料別)

・いなばライトフレーク(80g)
 こちらの店舗は80gのタイプを1缶または4缶パックで販売しています。

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