2013年7月24日(水)
今回は、インスタント(即席)のみそ汁を取り上げます。
まず、みそ単体でみると、原料である大豆、米(九州であればここに麦が加わります)ついては海外産のみ、という製品はかなりありますが、関東以北の人が好むみそは、製造地は長野というものが多いので、みそ選びには苦労している方も多いかと思います。
ましてや、インスタントとなると、具やだしも入っていますので、これらの産地も気になるところです。インスタントの食材で産地がすべてわかるものは希ですし、わかったとしてもすべて海外・西日本産というものはなかなかありません。
そのような中、ほとんどの材料が海外産で、製造は愛知か兵庫という製品がありましたので紹介します。
以前、ラーメンのスープの材料を取り上げた回で紹介したみそのメーカー、「マルサンアイ(愛知県)」の即席みそ汁です。
→参考:簡単に本格的なラーメンのスープを作る材料:海外産・西日本産(2)
まず、みその原料です。
大豆:アメリカ産
米:タイ産
食塩:徳島県
続いて、酒精や調味料(アミノ酸)、砂糖などについては次の通りです。
酒精→原料のとうもろこし:ブラジル
調味料(アミノ酸)→原料のサトウキビ:タイ・東南アジア
砂糖→原料のサトウキビ:タイ、甜菜:北海道
※砂糖の原料の一部、甜菜(テンサイ)は北海道になります
そして、みそ汁の具のわかめ、ねぎ、豆腐です。
わかめ:中国
ねぎ:中国
豆腐→原料の大豆:アメリカ
最後に出汁(だし)についてですが、こちらはカツオ、昆布とも日本ということです。
通常であれば、カツオ節のカツオの産地は焼津(静岡)か枕崎(鹿児島)で、昆布は北海道と思ってよいでしょう。
→参考:調味料:だしの素・粉末だし(鰹・昆布・いりこなど)
すべての製品が海外産・西日本産というわけではありませんが、割合としてはかなり高い方だと思われます。
商品は以下の通りです。バリエーションは「あわせ(みそ)」と「赤だし」です。
通販店舗では、1袋単位で売られているものがないようでしたので、12袋まとめて販売している店舗のものを掲載しました。
■マルサンアイ 即席みそ汁 あわせ(生みそタイプ) 12食
あわせみそで、具が3種類(わかめ、長ねぎ、豆腐)あります。これが4食ずつで12食入っています。
下記の店舗では、これを12袋まとめて販売しています。
![]() マルサンアイ(株) 即席みそ汁 あわせ(生みそタイプ)12食×12袋入 |
■マルサンアイ 即席みそ汁 赤だし(生みそタイプ) 12食
赤だしで、具が3種類(わかめ、長ねぎ、豆腐)あります。これが4食ずつで12食入っています。
下記の店舗では、これを12袋まとめて販売しています。
![]() マルサンアイ(株) 即席みそ汁 赤だし(生みそタイプ)12食×12袋入 |
■マルサンアイ 即席みそ汁 組み合わせいろいろ(生みそタイプ) 12食
上記のあわせと赤だしが組み合わさったものです。具も同様に3種類(わかめ、長ねぎ、豆腐)です。これが2食ずつで12食入っています。
下記の店舗では、これを12袋まとめて販売しています。
![]() マルサンアイ(株) 即席みそ汁 組み合わせいろいろ12食×12袋入 |
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