2013年2月17日(日)
日々料理に使う食材は、やはり近所のスーパーで買うことが多くなるので、関東以北に住んでいる人は、野菜や鮮魚などで西日本産のものを揃えるのは難しいと思います。
このサイトでは、通販で買える西日本産野菜や海外産・西日本産の魚なども取り上げていますが、やはり毎日の買いもので揃えられることが理想ですね。
ネットスーパーで産地を選んだり、すべての商品の産地を表示してくれていると嬉しいのですが、まだまだそういう段階ではないようです。また、仮にそれが可能であってもやはり関東以北のスーパーですと、産地はその近辺になると思います。
そのような中で、昨年2012年7月に開業した楽天マートが、店舗の特徴の1つとして「産地表示」をあげていましたので、どの程度の表示か見てみました。
この件についての説明ページにはもう少し具体的な記載があり、「国産生鮮品を中心に主要原材料の原産地を単県名」で表示ということでした。
実際に買い物ページで見てみると、
野菜はすべて単県名表示があり、肉はひき肉などに一部国産という表記もありますが、県名表示がほとんどで、海外産なら国名は書かれています。
鮮魚はすべてではありませんが、切り身などは国内であれば水揚地、海外であれば国名、そして加工地や加工業者、その住所などの記載があります。
また、納豆や豆腐なども一部ですが、大豆の産地が書かれているものもあります。これはおそらく商品裏面の表示をそのまま記載しているからだと思います。
これは助かるなと思ったのが、お菓子やハム・ソーセージなどの加工品の一部に、製造メーカーの後の固有記号が書かれていることです。たとえば「プリマハムB」などです。このBは製造所固有記号で茨城工場のことですが、ネットで買い物をする場合は実際に商品を見られないため、固有記号(=製造工場)がわからないと購入を躊躇してしまうこともあります。ということで、すべての商品ではないようですが、掲載してくれているのはとても助かります。
また、原産地の県名を選んで商品を検索することができる機能も便利です。とはいっても前述のように、単県名表示されているのは野菜と魚、肉の一部などですから、加工品も含めたすべての商品で検索するというわけにはいきませんが。
このように産地表示や製造固有記号の記載、県名検索機能については、まだまだ部分的といわざるを得ませんが、わかるものに限って購入するということはできるのではないかと思います。
さて、この楽天マートはよく見てみると、配達エリアも東京23区の一部と埼玉の一部の市に限られており、まだまだサービスの初期段階のようです。
ただ、3/11からは23区すべてと、東京の市部の多くをカバーし、千葉や神奈川の一部でも利用できるようになります。
利用可能地域や機能面の拡充もまだまだこれから、といったところですが、現段階でも、前述のようにわかるものに限って買うという使い方はアリかな、と思います。
具体的なサービスはサイトに入ってみるのが一番良く分かるとは思いますが、次回以降も、実際にどの産地の魚や野菜を扱っているのか、また、会費や送料、配達日や配達時間などのサービス面などについてもまとめますので、そちらもご参考ください。
※このサイトでは放射能で汚染されにくいと思われる食品を紹介していますが、その完全性を保証するものではありません。また、価格の安さも考慮していますが、最安値を保証するものではありません。