和風だし・中華調味料の原材料(2)

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2013年1月4日(金)

 和風だし・中華調味料の原材料(1)では、和風・中華系のだし、スープの素の「原材料」について分類しました。
 材料の原産地はもちろん商品によりますが、おおよそ次のようになっているようです(分類は前回の通りで、さらに中華調味料にはよく使われている動植物油脂を加えました)。

 ■魚介類・肉類などの「だし」の部分
  【○○エキス・○○粉末など】
  原料の産地
  ・豚肉・鶏肉・牛肉
   アメリカ、フランス、ブラジル、中国などもありますが、日本のものが多いようです。
   チキンエキスの鶏肉は、日本産でも九州産も多いようですが、
   ポークエキスの豚肉の産地は日本全国にわたるようです。
  ・魚:カツオや昆布などはやはりほとんど(すべて?)日本産
   カツオは静岡、鹿児島が多く、昆布は北海道が多いようです。
   ※カツオについて→「カツオと鰹節(1)~(3)」もご参照ください
   ※昆布について →「だし昆布」もご参照ください

 ■塩・糖類
  【食塩・砂糖・ぶどう糖など】
  原料の産地
  塩:日本のものが多いようです。産地は商品により異なります。
  砂糖:海外からの輸入(タイやオーストラリア)が多いようです。
      国産の場合、原料のサトウキビやテンサイの主な産地は鹿児島・沖縄・北海道です。

 ■たんぱく質を分解して「うま味成分」を抽出・生成した調味料
  【アミノ酸(等)、たん白加水分解物、酵母エキス】
  原料の産地
  ・アミノ酸(等):さとうきび、とうもろこし、タピオカなので東南アジア産がほとんどです
  ・たん白加水分解物
   これは原料となる大豆や魚、肉の産地によりますが、
   魚(いわし・かつおなど)の場合、日本のものを使っていることが多いようです。
  ・酵母エキス:日本、中国、タイ、ドイツ産など様々のようです。

 ■食感をよくしたり、形を整えたり、固形化・顆粒化、粘土調整をする成分
  【乳糖・デキストリン・でん粉・加工でん粉・増粘多糖類・ゼラチンなど】
  原料の産地
  ・乳糖:海外(主にアメリカ)が多いようです。
  ・でん粉、加工でん粉、デキストリン:
   とうもろこし、じゃがいも、さつまいもなどが原料ですが、
   国内産(北海道、鹿児島など)が多いようです。
  ・増粘多糖類:
   寒天・ゼラチン、かんきつ類やリンゴ、海藻類、マメ類、樹液、とうもろこしなどが原料ですが、
   日本、海外どちらもあります。
  ・寒天:海藻類が原料で日本、海外どちらもあります
  ・ゼラチン:豚・牛の皮や骨が原料で、海外産が多いようです。

 ■動植物油脂(または食用油脂、ショートニングなど)
  動植物油脂は、中華調味料に使われている原料です。
  植物油(大豆、菜種、とうもろこし、パーム等)、動物脂(牛・豚・鶏等)が原料ですので、
  海外・国内の原料が混ざっているものと思われます。

  和風だし・中華だしの商品ごとの具体的な原材料については、次回以降をご覧ください。次回は、中華練り調味料(味覇:ウェイパーなど)の原材料です。

*このページは「食品・食材に関する豆知識」としてアーカイブ保存もしています

 

 

 

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